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若者たち2014 第3話 あらすじ [若者たち2014 あらすじ]

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佐藤家に戻った暁(瑛太)は、仕事もせずナンパを繰り返す自分を正当化する理由をまくし立てる。金持ちの女性と知り合い玉の輿を狙っていると自慢げに話す暁を、旭(妻夫木聡)は痛烈に批判。どれだけ大変でも人間は働くものなんだ、と暁の主張を退けるが、陽(柄本佑)は、我慢してまで働くのはアイデンティティの喪失につながりかねない、などと反論する。そこにひかり(満島ひかり)や旦(野村周平)も加わり、いつものように言い争いが始まった。

旭は、そんな弟妹たちを、社会に出ていない半人前の考えだ、と決めつけたように言う。すると暁が、10年前に自分がこの家を出た理由を弟妹たちに教えても同じことが言えるのか、と詰め寄り、当時のことを謝罪するまで、旭を兄だとは認めない、と言い放つ。

数日後の夜、旭は弟妹たちを前に話し始めた。15年前に父親が亡くなったのは、山道の舗装工事中、現場監督だった父親が災害対策を怠り、そのために起こった事故が原因だと話していた。しかし、実は父親は災害対策をするよう再三申し入れをしていたが、それを社長の佐渡(岩松了)が拒否していた。つまり、父親は会社に殺されたも同然の上、事実を知る社長は自分の落ち度を父親のせいにして罪を逃れていたのだ。

旭はその事実を知りつつも、社長の責任を追及しないことを条件に高校中退ながら正社員として雇ってもらう道を選択。一方、暁は、10年前に社長が話しているのを偶然聞き旭への不信感が募り、家を出たのだ。弟妹を食べさせるためには仕方がない選択だった、と言う旭に、少なくとも自分たちに相談すべきだったのでは、と陽や旦は反発。さらに暁は、家族の犠牲になって働く自分に酔いしれていただけじゃないのか、と批判する。弟たちに責められた旭はそれでも、結果的にお前たちが一人前になれたのは、あの会社で稼いだ金があったからだ、と反論する。

ひとり夜の公園にいた旭に澤辺梓(蒼井優)から電話がかかる。数日前、旭とともに母親の澤辺京子(余貴美子)に結婚の承諾をもらおうとして失敗している梓は、京子の気持ちも察し、親になるとはどんな気持ちなのか、と話す。旭は、自分もそれがわからなくなっているところだ、と返す。

翌日、旭の仕事場に暁がやってきた。暁は旭を通じ佐渡から自分の会社で働かせてやると言われていて、その申し出を受けるという。早速、ふたりは佐渡に挨拶をするが、佐渡の暁を見下した態度に旭が激高し、跳び蹴りをしてしまう。旭はその場でクビを宣告、暁の話もなくなる。しかし暁は、10年前に自分が許せなかったのは、自分自身だった、何でもひとりで背負い込む旭に嫉妬していたんだ、と心情を明かした。

その夜、旭はスーツ姿で再び梓の家に結婚の承諾をもらいに行った。中卒で頼れる親も貯金もなく、さらに仕事も失ってしまったが、梓のいない人生は想像ができない、梓の笑顔は全力で守る、と宣言する旭に京子はついに結婚を許した。さらに、旭が来る前に暁が来て旭の結婚を許してほしい、と頭を下げていたことも明かした。暁が旭のことを自慢の兄だ、と話していたと聞いた旭は、こみ上げる涙を止められなかった。

翌朝、自宅で目覚めた旭は、新たな仕事を探すことを決意。その頃、暁は、自分のところの畑を手伝わないかと誘われていた屋代多香子(長澤まさみ)を訪ねた。また、旦は陽とともに舞台の稽古に打ち込む永原香澄(橋本愛)に見とれていた。

一方、大学病院の新城正臣(吉岡秀隆)のもとに、暁が撮った新城とひかりの2ショット写真が送られてきた。その裏には「キッカワミズキ」と書かれていて…。



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